NS昼食会をしました。

2010年5月28日 18:38

今年も昨年に続いてNS昼食会をしました。遠方ないしは先輩の少ない高校からの入学生を対象としておりますが、今年は、島根・鳥取の山陰地域、兵庫以東、九州、岡山と四国4県の8グループの46名と昼食をとりながら歓談しました。5月25日の香川県組をもって終了しました。

「NS」とは、”Not Strangers any more”の略です(2009年5月14日学長日記「昼食会」参照)。「もう”stranger”(よそもの・不案内な人・見知らぬ人)ではないよ」という意味です。”stranger”には、「場違いなところにいる人」というニュアンスも感じられますが、「広島工業大学に入った君たちにはここが居場所なんだよ」と伝えたい思いで始めたものです。

遠方とは言え、多くの人はオープンキャンパスなどを含め、入学前に1、2度は大学に来ているので戸惑わなかったと言っていました。ただ、入学式で初めて大学キャンパスに来たという人もいました。地方会場で試験を受けたためです。広島は九州にあると思って入学したという沖縄出身のつわものがいました。

親元を離れて一人暮らしを始めた人たちばかりですから、いきおい食事が共通話題になりました。私は、お父さんお母さんも一番心配しているから、食事はきちんととるようにと話しました。それだけでなく、「料理は“工学”である」という、かねての自説をぶってしまいました。計画・設計(献立と素材の検討)、在庫確認(冷蔵庫チェック)、素材仕入れ(スーパー買出し)、製作/製造(料理)、完成・納品(食事)そしてメンテナンス(後片づけ)。見事に工学と対応します。段取り・工夫が大切なことも工学そのものです。工学(技術系)の勉強をしているつもりで自炊をしなさいと勧めました。

「1週間の献立をたて、1週間の買出しをすることが食事が片寄らないための秘訣」という体験的自説も押し付けました。その都度買出しに行くと、ついつい簡単なメニューになったり、好きなものばかり食べるようになるからです。もう一つ、「野菜をとること」も強制的に押しつけました。朝は野菜炒め、夕食は水炊き。油をとり過ぎないで炒める方法まで伝授しました。

最後に一人ずつ、「一言抱負」を述べてもらいました。「きちんと勉強して4年で卒業し、就職する」と言った人が多くいました。その中で「これ以上親に負担をかけたくないので」と言った人も数人いました。「口には出さないかもしれませんが、心の中ではそんな思いでいるのですよ」と、お父さんやお母さんに伝えたくなりました。

「夏休みに母校訪問という制度がありますが行ってくれるかな」と聞きましたら、幾人かが手を上げてくれました。広島工業大学の学生となって4ヶ月たった卒業生の顔を見て、高校の先生方はどう思われることでしょう。


NS昼食会

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