授業・学習・指導の統合教育支援システムの開発

(HIT教育機構通信 第2号掲載)

教育は教えることだけにとどまらず、社会人として自立できる素養を見つけ出し、それを伸ばして活かす人の働きかけであると思います。今の教育に物足りないと思う学生、ついて行けないと思う学生など、学習能力の多様化を考えると、限られた時間の中で教育の悩みは多くあります。

この種の課題に各大学はIT技術やWebシステムを利用して、教員と学生の活動を支援しようと、総力をあげて組織的な取り組みを展開しています。しかし、本学では一部の教員が、個別に開発・運用を重ねて、学生からの好評のもと教育成果を上げているものの、組織をあげての全学的な展開までには至ってないのが現状です。

多少の焦りの気持ちを持って、今年から「教育内容方法研究開発部門」においては、地元企業と産学共同により、3年間の中長期計画のもとで、授業・学習・指導をトータル的に支援できる全学的な統合教育支援システムの開発に取り組んでいます。

Fig1では、3年間のアクションプランを、Fig2ではシステムの構想をそれぞれ示しています。現在、2008年4月の試行開始を目指して、部門内に作業部会を設けて週一度のペースで、Fig2に示した10の主要な機能の開発に取り組んでいます。2008年3月には、システムのご披露も兼ねて学内でシンポジウムの開催も考えています。これまで、学務からの支援をはじめ、企業からSE2名、学内で開発経験を有する教員数名で、検討を重ねてきました。作業部会はオープンな組織です。是非、問題意識をお持ちの教職員のご参加を心より待ち望んでおります。