2016年度 学生受入・接続教育部門の活動報告

2016年度活動報告

入学前教育の評価と見直し

【成果】

入学前セミナーを3月に実施した。物理クラス(広島会場)の履修歴の有無によってクラス分けも定着したと言える。AO入試合格者対象のLetter & Brush-upと推薦入学予定者を対象とした専門分野Letterについては、7月に説明会を行って順次実施した。専門分野Letterについては課題を精選し、ボリュームを絞って実施した。また、返却が入学後となっていたものを、入学前セミナー初日終了後に学科別交流会を設けて、学科担当者から直接返却するかたちに改めた。

【課題】

Letterと専門分野Letterによっている専門科目への導入教育については、基礎科目を学ぶモチベーションの一層の向上を図る意味でも、Brush-upと入学前セミナーとのバランスを図りながら適切な強化が求められる。入学後のフローアッププログラムをはじめとする基礎教育体制との整合を図るために、入学前教育におけるICTを利用したリメディアル教育の可能性について検討したが、メリットとデメリットを勘案したうえで総合的判断によって見送った。リメディアル教育対象者を効果的に抽出する方法など、今後も検討が必要である。

工大高校との連携強化に係る方策の検討及び実施

【成果】

学園内推薦入試の合格通知にあわせて、「合格通知式及び合格者交流会」として、合格通知授与、大学全体説明、工大高校OBによる講演、学科別交流会を工大高校において実施した。

【課題】

資料・教育IR部門における工大高校入学者動向調査に基づいて、いっそうの情報交換を進めて、特に工大進学クラスとの交流を行うとともに、いっそうの情報交換を進めて、連携強化を図る必要がある。本部門における工大高校との連携も、本学と工大高校、特に工大進学クラスとの交流の全体に位置付けて実施したい。

初年次学生の学習意欲の意識調査に関する検討

【成果】

資料・教育IR部門と協力しながら、初年次基礎学力とGPA、自己発見レポート分析結果の相関等の分析に着手した。ベネッセから講師を招いて自己発見レポート分析結果についての報告会を開き、自己発見レポート分析結果の活用法・活用事例を研究した。

【課題】

初年次学生の学習動向分析においては、自己発見レポートの分析結果を利用することが有効である。しかし、全学的なカリキュラム改定によって、自己発見レポートの実施時期が変化したため、その有効性が問われることになった。実施時期の再検討をHIT教育推進会議第Ⅰ部会に依頼した。また、自己発見レポートの分析結果のデータは多岐にわたっており専門的なアドバイスを仰ぎながら、活用法を探る必要がある。

教育学習支援センターの機能強化に係る調査、研究

【成果】

今年度からスタートしたフォローアッププログラムによる、教育学習支援センターの利用状況の変化を注視した。フォローアッププログラムによるものなのかどうかは慎重に判断する必要があるもの、教科によっては利用者の1回当たりの滞在時間が長くなるなどの変化がうかがえた。

【課題】

フォローアッププログラムをはじめとする基礎教育体制に位置付けながら、引き続き教育学習支援センターの機能強化を図りたい。